第330回 定例会
元・首席国税審判官が解説
裁判例等から学ぶ相続税実務の留意点
進む高齢化に伴って相続・贈与案件への対応が増加する一方、これらの案件に対する資産税調査は国税当局の重点項目として年々精緻化しており、会計事務所には、資産税に係る調査・否認リスクへの十分な対処が求められています。そして、事前の節税策や申告等が是認されるか否かの分岐点は、法令・通達の理解はもとより関連する裁決例及び裁判例の知識が極めて有用です。
そこで今回は、長年国税庁等で相続税の法令解釈等の業務を担当され、高松国税不服審判所の所長も歴任された香取 稔氏をお招きし、「裁判例等から学ぶ相続税実務の留意点」をテーマとして、最近相談等を受けた事例等を基に事前の節税策、申告及び相続財産の譲渡を行う上で特に留意すべきポイントを解説していただきます。
相続税のエキスパートである講師から、喫緊の重要テーマの解説を受けられる貴重な機会となります。ぜひ多数の先生方のご参加をお待ち申し上げます。
日 時 | 2025年 8月 26日(火) 17:00 ~ 19:00(開場 16:30) |
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内 容 | 元・首席国税審判官が解説 裁判例等から学ぶ相続税実務の留意点 < 主な講演内容 > ・貸付事業用宅地等に係る小規模宅地等の特例 ・株式交換等があった場合のみなし配当課税の特例 ・自己株式の取得と残存株主へのみなし贈与課税 など |
講 師 | 香取稔税理士事務所 税理士 香取 稔氏![]() <講師プロフィール> 1978年 仙台国税局採用、1983年 専修 大学商学部卒業、1988年 国税庁課税部資産課税課 課長補佐等 ~相続税等の審理(通達の制定等)を担当する~ 2009年 東京地方裁判所行政部 調査官、 2014年 東京国税局課税第一部資産評価官、2016年 東京国税局課税第一部 資料調査第二課長(資産課税担当)、2019年 高松国税不服審判所 所長、2020年 香取稔税理士事務所開設、2022年 埼玉学園大学大学院 客員教授 |
定 員 | 会場受講: 50名限定(先着申込順) ※ 職員様含め何名でも参加できます |
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オンデマンド配信 | スタンダードプラン:1ヶ月 プロプラン:6か月 配信が開始されましたらメールにてご案内いたします。 |
受講料 | ■ ビジネス会計人クラブ会員 何名様でも無料 ■ ビジネス会計人クラブ非会員 11,000円/お一人様 |
会 場 | ビジョンセンター新橋 16階 1605会議室 住所:東京都千代田区内幸町1-5-2 内幸町平和ビル |
交流懇親会 | 会費:3,000円 開場:未定 講師を囲んで同会場内で立食(1時間程度) 【ご注意】 ①お申込み期限:前日まで ②連絡なく欠席された場合はご請求させて頂く場合があります |
東京税理士会・東京地方税理士会・関東信越税理士会の認定研修です。