ビジネス会計人クラブ第223回定例会
税務調査における実務と当局の判断ポイント
税務調査は、納税者が不当に課税されることが無いように、税務当局に対して適切な意見を申し出て、納税者と共に交渉することが税理士の役割です。しかし、税法は毎年改正され、かつ通達等の解釈で税務職員と見解が異なることがあり、納得できない場合は異議申立て、審査請求を経て、訴訟に至るまでになってしまいます。納税者の弁護人である税理士は、税法のリアルタイムなキャッチはもちろん、過去の事例等を確認し、税務当局の判断ポイントを把握しておく必要があります。
そこで今回は、国税当局に長年勤めてこられた武田恒男氏と松林優蔵氏、そして国税局を経て公認会計士・税理士として独立し、実務経験豊富な成田一正氏をパネリストにお迎えし、コーディネーターの平川茂氏から、税務調査における実務と当局の判断ポイントについてディスカッションしていただきます。多数のご参加をお待ち申し上げております。
日 時 | 2016年 8月 24日 (水) PM 6:00 ~ 8:00 |
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講 演 |
パネルディスカッション テーマ「税務調査における実務と当局の判断ポイント」 <コーディネーター> <パネリスト> |
・加算税の改正について
・役員退職金の適正額(判例を交え)
・名義預金と名義株
・メール調査
・財産債務調書
※質疑応答20分程度
自己申請研修の申請を提出してください。
但し、認定の可否は税理士会の判断になりますことを予めご了承ください。
今回ライブ中継を行います。録画配信につきましては、8月29日(月)を予定しております。
なお、ライブ中継及び録画配信をご覧いただいても税理士会へ自己申請研修の申請はできませんので予めご了承ください。
講師プロフィール
<第一部> 川田 剛氏(税理士)
東京大学卒業後、国税庁入庁。大阪国税局柏原税務署長、在サンフランシスコ日本国総領事館
領事、仙台国税局調査査察部長、国税庁調査査察部国際調査管理官、国税庁長官官房国際
業務室長、東京国税局徴収部長、関東信越国税局総務部長、国税庁徴収部管理課長、仙台
国税局長を歴任。
<第二部コーディネーター> 伏見 俊行氏(税理士、中国中央財経大財政学院客員教授)
国税庁入庁後、知覧税務署長、JETROサンフランシスコ事務所員、インドネシア財務省
国税総局顧問、国税庁相互協議室長、中国中央財経大学大学院教授、国税庁国際業務課長、
同調査査察部調査課長、金沢国税局長等を歴任。
<第二部パネリスト> 澤田 耕氏(税理士)
国税庁調査査察部調査課で通算16年間、大法人及び外国法人の主に国際課税分野に係る
事務運営の企画立案に従事。
<第二部パネリスト> 別所 徹弥氏(税理士、麗澤大学大学院経済研究科教授)
中央大学法学部卒業。東京国税局課税第一部国税訟務官室国税訟務官、国税庁長官官房相互
協議室(課長補佐)などを歴任。
<第二部パネリスト> 馬 欣欣氏
慶應義塾大学先導研究センター、財務省財務総合政策研究所などの研究員、京都大学大学院
薬学研究科特定助教,講師を経て現職。
お問合せ先 | ビジネス会計人クラブ 島田(真) TEL:03-6206-6640 URL:http://www.bac.gr.jp/contact/tokyo/ |
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