ビジネス会計人クラブは、会計人を中心とした専門家のための知識習得と研鑽を目的とした任意団体です。

緊急開催！！事業承継税制の大改正と実務への影響

政府・与党は、中小・零細企業の代替わりを後押しする事業承継税制を2018年度から10年間の特例として、抜本的な拡充を2018年度税制改正大綱に盛り込む方向であると公表しました。
これまでの事業承継税制では5年平均で8割の雇用維持や、相続税・贈与税は納税猶予であって免除されるのは破産した場合などに限られるなど、ハードルが高いものでしたが、今回の改正案では、雇用要件の撤廃・緩和をはじめ、相続税・贈与税を納税猶予から減免といった大幅な見直しが検討されています。
そこで今回は、弁護士　伊藤良太氏（前中小企業庁財務課課長補佐）と、税理士　玉越賢治氏（税理士法人タクトコンサルティング代表社員）のお二人より、新事業承継税制のポイントや旧制度と新制度の比較検討、新制度適用にあたっての留意点などについて講演をしていただきます。多数の参加をお待ち申し上げております。

講師プロフィール

ベイス法律事務所　弁護士　伊藤良太氏

早稲田大学法学部卒業。平成24年弁護士登録。
平成27年から２年間、任期付公務員として中小企業庁財務課において事業承継関連施策を担当し、事業承継ガイドライン執筆、事業承継税制（平成29年度税制改正）の立案・執行、予算事業等に従事。
平成29年　ベイス法律事務所設立。

税理士法人タクトコンサルティング
代表社員 税理士　玉越賢治氏

関西大学経済学部卒業。商工中金、リクルートを経て平成6年　株式会社タクトコンサルティング入社（現代表取締役）。平成17年以降、中小企業庁、日本商工会議所が主催する事業承継に関する各種委員会の委員を務める。